俳優の泉ピン子さん(78)が2日、東京都品川区で著書「ピン!として逝くのもいいじゃない」(徳間書店、1760円)の出版記念会見を開いた。自身の半生を振り返る内容で、2025年3~4月に朝日新聞で連載した「語る 人生の贈りもの」に大幅に加筆。継母との複雑な関係や下積み時代の苦労、所属事務所とのトラブルに加え、橋田寿賀子さん、西田敏行さん、杉村春子さん、森光子さんらとの新たなエピソードも収録され、5月29日に発売された。
「正直に生きるのがいい」
会見で泉さんは「若い時に世話になったり色々あったりした人は、みんな亡くなってしまった。色んな思い出を本に込めました」と述べ、本を通して「とにかく正直に生きるのがいいってこと。芸能界にもいっぱいいるけど、悪いことしちゃだめってこと」を伝えたいと語った。
「最後の本ですか?」の質問に笑顔
副題に「最後に残したい言葉」とあることから、記者から「これが最後の本ですか?」との質問が飛んだ。泉さんは「分からない。『最後の最後』とか『死に際に』なんて題で(また)出すかもしれない」と笑って答えた。
新著は泉さんの波乱万丈の人生を凝縮。読者に勇気と感動を与える一冊となっている。



