風連鍾乳洞が発見から100周年を迎え、記念イベントを開催
大分県臼杵市野津町にある国の天然記念物「風連鍾乳洞」は、2026年2月14日、発見からちょうど100年を迎えました。これを記念して、本日は入場料が無料となり、先着100名には地元の製パン店で作られたパンやクッキーがプレゼントされます。風連鍾乳洞観光協会は、この機会に多くの人々に美しい鍾乳石の世界を体験してほしいと願っています。
洞内の見どころと歴史的な背景
風連鍾乳洞は全長約500メートルで、その最大の見どころは最奥部にある広さ約1500平方メートル、高さ約15メートルの空間「竜宮城」です。ここには、石灰分を含んだ水滴が100万年以上かけて固まったと推定される、洞内最大の石筍「競秀峰」がそびえ立っています。1926年2月14日、地元の青年団5人によって発見され、翌1927年4月に国の天然記念物に指定されました。
この鍾乳洞は「閉塞型」と呼ばれる外気が入りにくい構造のため、風化しにくく、天井から伸びる鍾乳石は均整のとれた形と純白に近い色を保っています。洞内の温度は一年を通して15度前後と安定しており、これまでに200万人以上が訪れています。観光協会は地元住民の出資によって設立され、現在も地域の人々が管理を続けています。
記念イベントの詳細と今後の展望
ガイドを務める川野まり子さん(63歳)は、「地元の人々が発見し、100年にわたって鍾乳洞とその周辺を守り続けてきました。この記念すべき年に、多くの方々に美しい鍾乳石を見ていただき、自然の神秘を感じてほしいです」と語っています。入場料は通常、高校生以上が1000円、小・中学生が700円ですが、本日14日のみ無料となります。また、臼杵市民は本日から来年2027年2月14日まで無料で入場できます。
営業時間は午前9時から午後4時まで(3月から9月は午後5時まで)です。問い合わせは風連鍾乳洞観光協会(電話:0974-32-2547)まで。この100周年を機に、地域の観光振興にも期待が寄せられています。