加藤一二三九段に「名誉十段」の称号を追贈、6月6日にお別れの会を開催
日本将棋連盟は2026年4月21日、「ひふみん」の愛称で広く親しまれ、同年1月に86歳で死去した加藤一二三九段に対して、特例として「名誉十段」の称号を追贈することを正式に発表しました。この決定は、加藤氏が生涯を通じて将棋界の発展と普及に多大な功績を残したことに対する深い敬意と評価に基づいています。追贈は6月6日付で行われ、故塚田正夫氏に続いて2人目の名誉十段となります。
十段への強い思いを顕彰
連盟は追贈の理由について、「本人が十段への強い思いを抱いておられたことに敬意を表し、その志を顕彰するため」と説明しています。十段は現在の「竜王」の前身に当たるタイトルで、加藤氏は1969年に初めて獲得し、計3期にわたって保持しました。この栄誉は、彼の将棋界への貢献を永く記憶に留めるための措置として位置付けられています。
6月6日に渋谷区でお別れの会を実施
また、連盟は6月6日午後3時から5時まで、加藤氏のお別れの会を将棋会館(東京都渋谷区千駄ケ谷1の18の5)で開催することを明らかにしました。参加者は平服での出席が呼びかけられており、香典や供花などは辞退されます。詳細な問い合わせは、連盟総務部(電話:03-3408-6166)まで受け付けています。
加藤一二三氏は、そのユニークなキャラクターと将棋への情熱から、多くのファンに愛されてきました。今回の名誉十段の追贈とお別れの会は、彼の遺志を継ぎ、将棋文化のさらなる発展を願う機会となるでしょう。将棋界関係者やファンからの参加が期待されており、静かなる別れの場として設けられます。



