天皇皇后両陛下、モンテネグロ大統領夫妻と初めての会見を実施
2026年4月21日、天皇皇后両陛下は皇居・御所において、モンテネグロのミラトビッチ大統領夫妻と公式会見を行いました。この会見は、日本とモンテネグロの外交関係樹立から20周年を記念して同国大統領夫妻が来日したことを受け、実現したものです。両陛下がモンテネグロの大統領夫妻と面会するのは今回が初めての機会となり、歴史的な一幕となりました。
通訳を介さず英語で和やかな歓談
宮内庁の発表によりますと、会見は通訳を介さず、英語で進められ、非常に和やかな雰囲気の中で行われました。ミラトビッチ大統領は冒頭、両陛下に対して「モンテネグロの国づくりに対するこれまでの日本の協力に、心から感謝します」と述べ、深い謝意を表明しました。これに対し、天皇陛下はモンテネグロについて、「日本から若いサッカー選手が多く渡っている点に触れ」、両国間の人的交流の活発さに言及。さらに、「大きな渓谷があり、大変美しいと聞いています」と、同国の自然の魅力についても語りました。
大統領からの招待と今後の交流への期待
会見の中で、ミラトビッチ大統領は「ぜひ陛下をモンテネグロに招待したい」と伝え、今後のさらなる交流への期待を示しました。この発言は、両国関係の深化を象徴するものとして注目されています。皇后陛下も交え、約30分間にわたる会見は、以下のようなポイントで進められました:
- 外交関係樹立20周年を祝う挨拶の交換
- 日本とモンテネグロ間の協力事業に関する意見交換
- 文化・スポーツ交流の現状と将来展望についての議論
- 今後の相互訪問やプロジェクトへの期待表明
この会見は、日本とモンテネグロの関係が新たな段階に入ったことを示す重要な機会となりました。両国間では、経済支援や技術協力に加え、近年ではサッカー選手の移籍などスポーツ面での結びつきも強まっており、今回の会見がさらなる協力の拡大につながることが期待されています。宮内庁関係者は、「両陛下の温かいおもてなしが、国際親善に貢献した」と評価しており、今後の皇室外交への影響にも注目が集まっています。



