白河焼と京友禅技法融合の風鈴「福を呼ぶ桜ふうりん」商品化、南湖公園で展示販売
白河焼×京友禅技法の風鈴「桜ふうりん」商品化

福島県白河市と市観光物産協会は、大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、江戸時代の白河藩主・松平定信にゆかりのある焼き物「白河焼」に京友禅の技法を取り入れて絵付けした風鈴「白河焼 福を呼ぶ桜ふうりん」を商品化した。この風鈴は、同市の南湖公園内にある翠楽苑で8月23日まで開催中の「風の音まつり」で展示販売されている。

白河焼の復活と現代的なアレンジ

白河焼は明治初期ごろに生産が途絶え、現存するものはほとんどない。しかし、東京電力福島第1原発事故により浪江町から白河市に避難した大堀相馬焼いかりや窯の山田慎一さんが、史料を基に白河焼を再現。今回は市からの依頼を受け、風鈴を制作した。

絵付けと制作の詳細

風鈴の絵付けは、西郷村の「ひろじぃくりすたるあーと工房」の十文字宏之さんが担当。着物の染色に使われる顔料で桜の花を一つ一つ丁寧に描き、特殊樹脂でコーティングする「くりすたるあーと」技法により、つややかで鮮やかな色彩に仕上げている。風鈴は全6色あり、価格は1個税込み1万1千円。

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お披露目会での関係者のコメント

5月29日には翠楽苑でお披露目会が開かれた。山田さんは「歴史と伝統ある白河焼にくりすたるあーとが加わり、見た目にも楽しめる」とコメント。十文字さんは「風鈴の音色とともに白河の歴史も再認識してもらえたら」とPRした。鈴木和夫市長は「現代版の白河焼ができたとうれしく思う」と話した。

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