静岡県河津町立河津小学校の3年生23人が5日、地元の女性グループ「梅干し作りを伝える会」の指導のもと、梅干し作りに取り組んだ。児童たちは町内で収穫された梅を使用し、伝統的な製法を学んだ。
丁寧な作業工程
講師を務めた女性グループのメンバー8人が、作業の手順を一つ一つ丁寧に説明した。まず、梅のへたを取り除き、水気を拭き取る。次に、カビを防ぐために容器に酒を振りかけ、その上に梅を並べる。さらに酒と塩を順に振りかけ、最後に落とし蓋に酒を振って梅の上に置き、重しを載せる。児童たちは8つの班に分かれ、説明を聞きながら真剣な表情で作業を進めた。
完成までのスケジュール
今月中旬には容器にシソを加え、7月にはざるに並べて天日干しを3日間、陰干しを1日行うと完成となる。完成した梅干しは、児童がそれぞれ自宅に持ち帰る予定だ。
参加した女子児童(8)は「お母さんと一緒におにぎりを作って食べたい」と笑顔を見せた。講師を務めた女性(72)は「この地域の梅干し作りの方法を次の世代に伝えてほしい」と語り、伝統の継承に意欲を示した。



