鮭川歌舞伎、県文化財20年を記念し土舞台で披露へ 14日開催
鮭川歌舞伎、県文化財20年記念し土舞台で披露

山形県指定無形民俗文化財の「鮭川歌舞伎」が、14日に鮭川村京塚の京塚愛宕神社境内で開催される。今回で40回目を迎え、県指定無形民俗文化財となってから20年を記念し、土を盛った「土舞台」で披露される。

約250年の歴史を持つ農村歌舞伎

鮭川歌舞伎は、約250年前に巡業してきた江戸の歌舞伎一座が村民に伝えたのが始まりの農村歌舞伎で、4地域で奉納上演されていた。一度途絶えたが、1971年に村民有志が保存会を結成し、一つにまとめて再興した。現在は村民が中心となって伝統を守り続けている。

披露される演目と出演者

今回披露される演目は、赤穂事件を南北朝期に置き換えて描いた「仮名手本忠臣蔵」の物語の発端となる「大序」と、源平合戦における源義経と側室・静御前の別れを描いた「義経千本桜 伏見稲荷鳥居前の場」など。20~30歳代を中心とした村民有志が演じる。

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出演者たちは仕事後の夜に村の集会所に集まり、日々稽古に励んでいる。女形の高い声を響かせたり、片手を前に出してにらむようにピタッと制止する「見得」の動作を繰り返したりしている。

女形として静御前を演じる黒坂洋平さん(37)は、「女性らしい高い声や、腰を落として内股で歩くしぐさなどを意識している。義経について行けない悲しみを表現できたら」と意気込む。座長の高橋真一さん(77)は、「見てもらえれば役に入りきっているのが分かると思う。熱演に拍手をもらえたら」とほほ笑む。

観覧情報とライブ配信

観覧は無料。村観光協会公式のYouTubeチャンネルでライブ配信も行う。問い合わせは村教育課生涯学習係(0233-55-3051)まで。

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