名古屋市は、東山動植物園の大規模リニューアル計画を発表した。総事業費は約200億円で、2027年度の完成を目指す。この計画には、新たな展示施設やレストランの整備が含まれており、来園者数の増加を図る。
リニューアルの背景
東山動植物園は、1937年に開園し、現在約550種の動物と約7000種の植物を飼育・栽培している。しかし、施設の老朽化が進み、来園者数は減少傾向にあった。市は、リニューアルにより魅力を高め、年間来園者数を現在の約150万人から200万人に増やす目標を掲げている。
具体的な計画内容
- 新しい動物展示施設の建設:動物の生態をより自然に近い形で観察できるようにする。
- 植物園のリニューアル:温室の改修や新たな庭園の整備。
- レストランやカフェの新設:園内での飲食サービスを充実させる。
- 休憩所やトイレの改修:来園者の快適性を向上。
今後のスケジュール
2024年度に基本設計を行い、2025年度から着工。2027年度の完成を目指す。市は、リニューアル期間中も一部エリアを開放し、営業を継続する方針だ。
また、市はリニューアルに伴い、入園料の値上げも検討している。現在の大人500円から600円程度への引き上げが想定されている。
地元の反応
地元住民からは、リニューアルに対する期待の声が上がる一方で、事業費の大きさに対する懸念も聞かれる。市は、事業費の一部をふるさと納税や企業スポンサーで賄う方針を示している。
名古屋市の担当者は、「東山動植物園は名古屋のシンボルの一つ。リニューアルにより、さらに多くの人に愛される施設にしたい」とコメントしている。



