阪神タイガース、甲子園でジェット風船応援を4月7日開幕戦から復活 飛沫対策で専用ポンプ販売
阪神、甲子園ジェット風船応援を4月7日開幕戦から復活 (16.02.2026)

阪神タイガース、甲子園球場でジェット風船応援を4月7日開幕戦から復活へ

プロ野球・阪神タイガースは2月16日、甲子園球場(兵庫県西宮市)での「ジェット風船」を使った応援について、同球場での今季開幕戦となる4月7日の東京ヤクルトスワローズ戦から再開すると正式に発表しました。この名物応援は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2020年から中止されていましたが、約4年ぶりに復活することになります。

飛沫対策として専用ポンプ販売と回収ボックス設置を実施

再開に際しては、感染防止策が徹底されます。具体的には、飛沫対策として手動で膨らませる専用ポンプを球場内で販売し、風船を口で膨らませる行為を避ける仕組みを導入します。さらに、使用後の風船を回収するための専用ボックスを球場内に設置し、リサイクルにも積極的に取り組む方針です。

阪神球団は昨年3月、甲子園球場でオープン戦を開催した際に、ジェット風船と専用ポンプを使った実証実験を実施していました。この実験では、七回裏の攻撃前に行う伝統的な応援方法の復活に向けた準備が進められ、安全性と実現可能性が確認されていたのです。

日本野球機構の原則禁止方針と他球団の動向

日本野球機構(NPB)は2020年、感染防止を理由にジェット風船の使用を原則禁止としていました。しかし、その後、広島東洋カープや福岡ソフトバンクホークスなど複数の球団が既に再開しており、阪神の今回の決定は、こうした流れに追従する形となりました。

一方で、京セラドーム大阪(大阪市西区)での主催試合や、二軍施設の日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎(兵庫県尼崎市)では、引き続きジェット風船の使用ができないことが明らかになっています。これは、各球場の設備や環境に応じた対応が取られていることを示しています。

阪神ファンにとっては、甲子園球場でのジェット風船応援の復活が待ち望まれていただけに、今回の発表は大きな喜びをもたらすものと言えるでしょう。球団側も、感染対策を万全にした上で、伝統的な応援文化を守りつつ、新たな安全基準を設けることで、観客により安心して楽しんでもらえる環境を整えようとしています。