高梨沙羅、ラージヒルへ向け好調な調整 混合団体銅メダルの喜びを糧に
ミラノ・コルティナ冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ女子個人ラージヒルに向けた公式練習が12日に行われ、高梨沙羅選手(クラレ)が安定したジャンプを披露し、好調な調整ぶりを見せた。高梨は2回目に128メートル、3回目に126.5メートルと好飛躍を続け、練習後には「安定したジャンプをつなげられて安心した」と笑顔で語った。
北京五輪の雪辱を果たし、メダルを首にかけたまま眠りにつく
高梨選手は10日に実施された混合団体で日本の銅メダル獲得に大きく貢献。前回の北京冬季五輪ではスーツの規定違反で失格となる苦い経験を味わったが、今回はその雪辱を果たす形となった。喜びのあまり、10日の夜はメダルを首にかけたまま眠りについたというエピソードも明かした。
しかし、高梨はすでに次の戦いへと気持ちを切り替えている。「もう気持ちは切り替え、メダルは大事にしまった」と語り、個人ラージヒルへの意欲を強調。混合団体での成功を自信に変えつつ、新たな目標に向かって集中する姿勢を示した。
日本女子ジャンプ陣、練習で好調な飛躍を続ける
公式練習には、個人ノーマルヒルで銅メダルを獲得した丸山希選手(北野建設)、伊藤有希選手(土屋ホーム)、勢藤優花選手(オカモトグループ)も参加。特に伊藤選手は1回目にヒルサイズ(141メートル)に迫る138メートルをマークするなど、日本勢全体が好調な状態を維持している。
15日に初めて実施される女子個人ラージヒルは、ノルディックスキー・ジャンプの新たな歴史となるイベント。高梨選手をはじめとする日本代表は、混合団体でのメダル獲得を弾みに、さらなる栄光を目指して調整を進めている。冬季五輪の舞台で、彼女たちの活躍が期待される。