ミラノ・コルティナ五輪でスノボ女子ハーフパイプ決勝、16歳コンビが健闘もメダルに届かず
2026年2月13日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックは第7日を迎え、スノーボード女子ハーフパイプ決勝が行われました。日本からはともに高校1年生で16歳の清水さら選手(TOKIOインカラミ)と工藤璃星選手(同)が出場し、初の五輪舞台で堂々の4位と5位に入賞しました。しかし、表彰台にはわずかに及ばず、2人は悔しさを滲ませながらも、次回大会への意欲を強く語りました。
清水さら選手、大技を決めるも3位に1点差で涙
清水さら選手は滋賀県出身で、昨シーズンの世界選手権では銀メダルを獲得するなど、国際舞台での実績を持つ期待の若手です。この日の決勝では、1回目と2回目に転倒するアクシデントに見舞われましたが、3回目に女子では使い手が少ない難易度の高い大技を含むルーチンを完走させました。特に、「フロントサイドダブルコーク1080」と呼ばれる縦2回転、横3回転の技を鮮やかに決め、残りの技も成功させました。それでも、3位の小野光希選手にわずか1点差で及ばず、清水選手は「もうちょっとクリーンに決められたかなと思う。悔しい思いが一番です」と語り、目に涙を浮かべました。
工藤璃星選手、多彩なグラブで5位入賞を果たす
一方、札幌市出身の工藤璃星選手は、今シーズンのワールドカップで2度の2位に入るなど、着実に力を伸ばしてきました。決勝では2回目に会場を沸かせる演技を披露し、四つ目の技で逆足を前にしたスタンスからの2回転から、最後の3回転へとスムーズにつなげました。さらに、持ち味である多彩なグラブ(板をつかむ動作)をしっかりとアピールし、5位入賞を果たしました。工藤選手は「悔しいけど、五輪で滑れたことは自信につながります」と前向きなコメントを残しました。
4年後への闘志に火が付く若き2人
メダルを逃したものの、清水選手と工藤選手は次回のオリンピックに向けて強い決意を示しました。清水選手は「悔しさをバネに次も目指したい」と語り、工藤選手も「死ぬ気で頑張りたい」と闘志を燃やしています。日本女子スノーボードの次世代を担う2人の活躍は、今後の成長に大きな期待を抱かせる内容でした。この試合を通じて、若手選手の底力と未来への可能性が鮮明に示されたと言えるでしょう。