ミラノ五輪ノルディック複合、渡部暁斗が悔しさ語る「いいジャンプで盛り上げたかった」
渡部暁斗、ミラノ五輪で悔しさ「いいジャンプで盛り上げたかった」

ミラノ五輪ノルディック複合、渡部暁斗が悔しさを語る

ミラノ・コルティナオリンピックは2月17日、ノルディック複合の個人ラージヒル(LH)が行われ、前半飛躍(HS141メートル、K点128メートル)で、山本涼太(長野日野自動車)が136メートル50を飛んでトップに立ちました。谷地宙(JAL)は128メートル50で14位、渡部暁斗(北野建設)は125メートル50で19位につけました。

現役最後の五輪で悔しさをにじませる渡部

現役最後となる五輪の個人戦に臨んだ渡部暁斗は、前半飛躍でつまずきました。125メートル50と伸ばせず、136メートル50でトップに立った山本涼太に1分50秒差の19位となりました。練習での不振から脱せず、渡部は「日本人の方も見に来てくれて、いいジャンプで盛り上げて終わりたかった」と悔しさを語りました。

渡部は中学までジャンプの選手になりたかったと明かし、大会の成績が複合の方が良かったことでこの道に進んだものの、情熱は今も変わらないと強調しました。「こうやって悩んで飛べない時もあるし、何も考えず飛べる時もある。ワクワクさせてくれる素晴らしい競技」と、改めてノルディック複合の魅力を実感していたと述べています。

この試合は、山本涼太が優位に立つ展開となり、渡部にとっては苦しい結果となりました。しかし、彼の言葉からは、競技への深い愛着と、ファンへの感謝の気持ちが伝わってきます。ミラノ五輪での活躍を期待していた多くの観客にとって、渡部の悔しさは共感を呼ぶものとなりそうです。