記録的少雨が続く見通し、気象庁が山林火災と節水を呼びかけ
記録的少雨続く、山林火災と節水を呼びかけ

記録的少雨が続く見通し、気象庁が警戒を呼びかけ

気象庁は17日、北日本や東日本の太平洋側、ならびに西日本の一部地域において、顕著な少雨状態が継続していると発表しました。同庁は、山林火災への注意と節水を強く呼びかけています。この少雨傾向は、今後約1か月ほど続く見込みであり、関係機関や住民への警戒が求められています。

各地で記録的な降水量の不足

気象庁の報告によれば、東日本の太平洋側と西日本では昨年11月中旬から、北日本の太平洋側では今年1月上旬から、記録的な少雨が観測されています。具体的な降水量の例として、1月6日から2月16日までの期間では、前橋市で0.5ミリ(平年比1%)、仙台市で4.5ミリ(同8%)、高知市で10.5ミリ(同11%)など、平年に比べて極端に少ない数値が記録されています。これらのデータは、通常の冬期に期待される雨や雪の量を大幅に下回っており、深刻な乾燥状態を示しています。

少雨の原因と今後の見通し

この少雨の主な原因として、湿った空気が日本付近に入りにくい気象条件が挙げられています。特に、冬の時期に太平洋側に雪や雨をもたらす「南岸低気圧」の発生が少ないことが影響しています。気象庁は、当面の降水量が平年並みかそれ以下になる見通しを示しており、乾燥した状態が継続する可能性が高いと警告しています。

警戒すべき点と対策

気象庁は、少雨状態が続くことで山林火災のリスクが高まるとして、以下の点に注意を促しています。

  • 火の取り扱いには細心の注意を払い、たき火や喫煙時の火の始末を徹底すること。
  • 乾燥した草木や落ち葉が火災の原因となりやすいため、周囲の環境を確認すること。
  • 節水を心がけ、水資源の有効活用に努めること。

これらの対策は、地域全体での協力が不可欠であり、住民一人ひとりの意識が重要です。気象庁は、今後の気象情報を注視し、必要に応じて追加の注意喚起を行う方針です。