ミラノ・コルティナ五輪、高木美帆が500m銅メダル!ライバル国からも「ミホ!」コール
高木美帆、500m銅メダル!ライバル国から「ミホ!」コール (16.02.2026)

ミラノ・コルティナ五輪、高木美帆が500mで銅メダルを獲得!ライバル国からも「ミホ!」コールが響く

ミラノ・コルティナオリンピックは15日、スピードスケート女子500メートルで、高木美帆選手(TOKIOインカラミ)が37秒27のタイムで銅メダルを獲得しました。これにより、今大会では1000メートルに続いて2種目連続の表彰台となり、五輪通算のメダル獲得数は9個に達し、自身が持つ夏冬を通じた日本女子最多記録を更新しました。

オランダの大応援団からも「ミホ!」コールが沸き起こる

スピードスケート大国であるオランダの目の肥えた大応援団からも、「ミホ!」というコールが起こり、高木選手は「素直にうれしい」と語りました。ライバル国からたたえられる堂々とした滑りで銅メダルをもぎ取ったのです。

15組中4組目のアウトスタートで、銀メダルに輝いた北京五輪の500メートルと全く同じ状況での出番を迎え、「流れが来ている」と気持ちが高ぶったと述べています。抜群のスタートを切り、100メートルを10秒40で通過。これも北京五輪とほぼ同タイムであり、「一番ミスができないスタートを2大会連続で決められた」と手応えを感じました。

その後、スピードに乗り、自己ベストに0秒15差まで迫る37秒27で滑り切り、見事に銅メダルを獲得しました。

1500メートルに向けた戦略的な出場決定

高木選手は、世界記録を持つ1500メートルでの金メダル奪取を最大目標としており、500メートルは回避する選択肢も残していました。しかし、「一つのレースに全力で挑むことが結果的に1500メートルにつながる」と出場を決断しました。

前日の滑りで感じた「蹴るタイミング」のズレを解消する機会にもなったといい、「(今後の)種目に生きてくるし、そこが大きい」と語っています。最大目標を前に理想とする動きを再確認できたことで、言葉にも熱がこもりました。

北京五輪では3種目で銀メダルが続き、最後の1000メートルで金メダルに輝きました。今大会はここまでの2種目で銅メダルが続き、「(同じ色のメダルが続くのも)前回をほうふつとさせる流れ」と感じています。これ以上の銅メダルはもういらないとし、次の団体追い抜き、そして本命の1500メートルでは頂点を狙うことを明言しました。

その他の選手の結果

女子500メートルでは、山田梨央選手(直富商事)が9位、吉田雪乃選手(寿広)が13位となりました。優勝はフェムケ・コク選手(オランダ)で、五輪新記録の36秒49を記録しました。

また、男子団体追い抜き準々決勝では、山田和哉選手、蟻戸一永選手(ともにウェルネット)、佐々木翔夢選手(明大)の日本チームが最下位の8位に終わり、7、8位決定戦に回ることになりました。