柔道女子パリGSで全階級優勝逃す 塚田監督が厳しい結果を総括
柔道日本女子代表の塚田真希監督が13日、グランドスラム・パリ大会の結果についてオンライン取材に応じ、厳しい見解を示しました。同大会では7階級全てで優勝を逃すという不振に終わり、塚田監督は「厳しい結果であることは間違いない」と率直に認めました。
実力発揮できず 優勝力ある選手たちの課題浮き彫りに
塚田監督は「優勝する力のある選手たちが、その実力を発揮できなかった」と分析。特に世界選手権でメダルを獲得している選手たちのパフォーマンスに言及し、大会での課題が明確になったと指摘しました。
決勝戦に進出できたのは57キロ級の大森朱莉(JR東日本)ただ一人でした。大森選手は決勝で敗れ、銀メダルに終わりました。一方、57キロ級で昨年の世界選手権銀メダリストである玉置桃(三井住友海上)と、48キロ級の世界選手権銅メダリスト古賀若菜(JR東日本)はともに3位に留まり、期待通りの結果を出すことができませんでした。
次大会へ向けた検証と強化を約束
今回の不振を受けて、塚田監督は「次の大会に向けて、しっかり検証して強化していきたい」と語り、早急な対策の必要性を強調しました。グランドスラム・パリ大会は世界ランキングに大きく影響する重要な大会であり、今回の結果が今後の代表選考や国際大会での戦略に影響を与える可能性があります。
日本女子柔道は近年、国際大会で安定した成績を収めてきましたが、今回のパリ大会では世界の強豪国との差が明確になった格好です。特にヨーロッパ勢の台頭が目立つ中、日本代表の技術面、精神面での再強化が急務となっています。
各階級の戦いと今後の展望
大会では以下のような結果となりました:
- 48キロ級:古賀若菜が3位
- 57キロ級:大森朱莉が決勝進出も銀メダル、玉置桃が3位
- その他の5階級でも日本選手は優勝を逃し、メダル獲得に留まる結果となりました
塚田監督は選手個々の課題分析を進めるとともに、チーム全体としての戦略見直しも検討していく方針です。次回の国際大会までにどのような調整が行われるか、柔道ファンの注目が集まっています。