ミラノ・コルティナ五輪 スノーボードハーフパイプメダリスト帰国 戸塚優斗「努力が報われた」
五輪ハーフパイプメダリスト帰国 戸塚優斗ら喜び語る

ミラノ・コルティナ五輪メダリストが帰国 スノーボードハーフパイプの栄光を胸に

2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックにおいて、スノーボードハーフパイプ競技で見事なメダル獲得を果たした男女3選手が、2月17日に日本へ帰国しました。羽田空港で行われた記者会見では、輝かしいメダルを手にした選手たちの喜びと、そこに至るまでの道のりについての率直な思いが語られました。

戸塚優斗「夢がかなった」 金メダルへの長い道のり

男子で金メダルを獲得した戸塚優斗選手(24歳・ヨネックス所属)は、会見で「夢がかなった」と感慨深げに語りました。過去2回のオリンピック、2018年平昌大会では11位、2022年北京大会では10位に終わった戸塚選手。当時の自分に向けてどんな言葉をかけたいかとの問いに、彼はこう答えました。

「つらくて、勝てないし、思ったような滑りができなかったあの日々の中でも、走り続けて積み上げてきたものが、今回ようやく結果として現れました。やっていることは決して間違っていないし、必ず報われるよ、と伝えたいです」

この言葉には、長年にわたる努力と忍耐、そしてそれを乗り越えて掴んだ栄光への深い確信が込められていました。

山田琉聖 独創的な滑りで銅メダル 次なる目標へ

独創的なトリックを武器に銅メダルを獲得した山田琉聖選手(19歳・チームJWSC所属)は、自身のパフォーマンスについて振り返りました。

「自分の滑りを完走するという目標を、楽しみながら、普段通りの気持ちで達成することができました。4年後の次のオリンピックに向けても、やるべきことは変わりません。これからも自分の持ち味を最大限に発揮していきたいと思います」

若き才能が、確かな手応えとともに未来への展望を語る姿が印象的でした。

小野光希 2度目の五輪で銅メダル 観客の声に後押し

女子で2度目のオリンピックとなる今回、銅メダルを獲得した小野光希選手(21歳・バートン所属)は、前回大会との違いを強調しました。

「無観客で行われた前回の北京大会とは異なり、今回は多くの応援してくれる人々の声が直接聞こえ、それが大きな力となりました。すごく頑張りたいという気持ちが自然と湧き上がってきました。自分がやりたいルーチンを最後まで滑り切ることだけに集中し、それをしっかりと発揮できたことが嬉しいです」

観客の存在が選手のパフォーマンスに与える影響と、自身の集中力の重要性を語る小野選手の言葉からは、成長したアスリートの姿が窺えました。

三人三様の栄光 日本のスノーボード界に新たな歴史

今回のメダル獲得は、日本のスノーボードハーフパイプ競技において、新たな金字塔を打ち立てるものとなりました。各選手がそれぞれのスタイルと努力で掴んだ栄光は、今後の日本スポーツ界に大きな希望と刺激を与えるでしょう。選手たちは今後もさらなる高みを目指し、トレーニングと競技活動を続けていく予定です。