岐阜・中津川市消防本部が有毒物質災害を想定した総合訓練を実施
岐阜県中津川市消防本部は、有毒物質による災害に備えた実践的な総合訓練を2026年2月13日に同本部で行いました。この訓練は、食品加工工場で清掃作業中に4人が体調不良を訴えて倒れ、通報者が異臭を感じて避難するというシナリオに基づいて実施されました。
訓練の詳細と参加規模
訓練には救助・救急隊員約50人と消防車両7台が参加し、初動対応から室内に残された要救助者の救出まで、一連の動きを確認しました。現場では、聞き取り調査や有害物質の測定が行われ、化学防護服を着用した隊員が要救助者のいる室内へ進入し、倒れている人々を安全に搬送する手順が実践されました。
硫化水素を想定した実践的対応
有害物質が硫化水素と判明したとの想定で、訓練では搬送者の意識レベル確認や救助された人の除染作業も行われました。これにより、隊員たちは有毒物質災害時の迅速かつ適切な対応を学び、地域の安全確保に向けた備えを強化しました。
中津川市消防本部は、このような訓練を通じて、実際の災害発生時に効果的な救助活動が行えるよう、継続的な準備を進めています。地域住民の安全を守るため、今後も様々なシナリオでの訓練を実施する予定です。