埼玉・川口で水道管修繕中に水柱噴出 住宅街が冠水、2階建て超える高さに
川口で水道管修繕中に水柱噴出 住宅街冠水

埼玉・川口の住宅街で水道管修繕中に大規模な水噴出事故

埼玉県川口市赤芝新田の市道で、水道管の修繕作業中に大量の水が噴き上がる事故が発生し、周辺道路が冠水する事態となった。この事故は12日午前11時ごろに起き、水は午後1時半ごろにようやく止まった。

空気弁取り換え作業中のトラブル

水道管を管理する埼玉県によると、委託を受けた業者が水道管内部の空気を逃がすための「空気弁」を取り換える作業中に事故が発生した。これに伴い、川口市や隣接する草加市の一部地域では、送水を一時的に停止する措置が取られた。

「2階建てより高い水柱」と住民の驚き

現場近くに住む70代の女性は、「2階建ての家よりも高く水が上がって道路も水浸しになっていた。滝のような音がしていた」と語り、驚きを隠せない様子だった。住宅街に響き渡る轟音とともに、通常では考えられないほどの高さまで水が噴き上がる光景は、近隣住民に大きな衝撃を与えた。

事故現場は、埼玉高速鉄道の戸塚安行駅から南西に約1.5キロ離れた住宅街に位置している。冠水した道路では、復旧活動にあたる作業員らが懸命に対応に当たった。

迅速な対応と今後の課題

今回の事故は、インフラ老朽化が進む中での修繕作業に伴うリスクを浮き彫りにした。水道管の維持管理は地域のライフラインを支える重要な要素であり、安全対策の徹底が改めて求められる事態となった。

関係機関は、事故原因の詳細な調査を進めるとともに、同様のトラブルが再発しないよう対策を強化する方針を示している。地域住民からは、早期の完全な復旧と、今後の作業における安全性の向上への期待が寄せられている。