休日明けの30日午前、東京外国為替市場の円相場は1ドル=160円台前半での取引となった。前週末28日と比べて円安ドル高が進行し、市場では政府・日銀による為替介入への警戒感が強まっている。
円相場の動向
午前10時現在の円相場は、休日前の28日と比べて77銭円安ドル高の1ドル=160円29~31銭。ユーロに対しては60銭円安ユーロ高の1ユーロ=187円23~24銭となった。
背景要因
米連邦準備制度理事会(FRB)が主要政策金利の維持を決定し、利下げに慎重な姿勢を示したことが円売りドル買いを誘発した。日米の金利差が縮小しないとの見方から、投資家の間で円を売ってドルを買う動きが加速した。
市場の見方
市場関係者からは「政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっている」との声が聞かれた。外為ブローカーによれば、160円台前半という水準は介入のトリガーとされる水準に近く、今後の動向が注目される。
また、中東情勢の不透明感や長期金利の上昇も円相場に影響を与えており、引き続き不安定な値動きが予想される。



