大分でパトカー追跡中のオートバイがタクシーと衝突、運転手ら無事もバイク逃走
大分でパトカー追跡バイクがタクシー衝突、逃走

大分市でパトカー追跡中のオートバイがタクシーと衝突、運転手と乗客にけがなし

大分県警察は2026年2月14日、大分市大道町の市道交差点で前日夜、パトカーに追跡されたオートバイがタクシーと衝突する事故を起こしたと発表しました。この事故により、タクシーの運転手と乗客の2人にけがはありませんでしたが、オートバイは現場から逃走し、警察が行方を追っています。

追跡の経緯と事故発生の詳細

発表によると、事故は2月13日午後10時40分頃に発生しました。きっかけは、大分市上宗方の国道442号で、県警大分南署のパトカーが3人乗りをしているオートバイを発見し、追跡を開始したことです。その後、県警地域課のパトカーも合流し、2台のパトカーが赤色灯を点灯してサイレンを鳴らしながら、約1.2キロメートルにわたってオートバイを追跡しました。

追跡中、オートバイは信号のない丁字路を左折しようとした際、左側から来たタクシーと出合い頭に衝突しました。衝突の衝撃はあったものの、タクシーの運転手と乗客の2人にはけががなく、不幸中の幸いとなりました。一方、オートバイはそのまま現場から逃走し、現在も所在が不明となっています。

警察の対応と容疑の追及

事故現場を管轄する大分中央署は、オートバイの運転者に対して道路交通法違反の容疑で行方を追っています。具体的な容疑内容としては、定員外乗車や当て逃げなどが挙げられています。警察は現場周辺の捜査を強化し、オートバイの特定と運転者の逮捕を目指しています。

県警地域課の時松周栄次席は記者会見で、「現時点では追跡に問題があったとは考えていません。しかし、緊急走行中に第三者を巻き込んだ事故が発生したことは誠に遺憾です」と述べ、事故への反省の意を示しました。また、警察は今後も安全を最優先にした捜査活動を続ける方針を強調しています。

地域への影響と今後の課題

この事故は、大分市の住宅街付近で発生したため、地域住民に少なからぬ衝撃を与えました。夜間の追跡劇が一般車両を巻き込む形となったことから、警察の追跡手法や交通安全対策についての議論が高まる可能性があります。特に、定員外乗車などの危険運転が背景にあることから、道路交通法の遵守を促す啓発活動の重要性が改めて浮き彫りになりました。

警察は、オートバイの早期発見と事故再発防止に向けて、地域との連携を強化する方針です。市民に対しては、不審なオートバイの目撃情報を提供するよう呼びかけています。今後の捜査の進展に注目が集まっています。