名鉄名古屋本線で人身事故 高齢男性が意識不明の重体
2026年2月14日午後8時20分ごろ、愛知県名古屋市熱田区の名鉄名古屋本線金山駅と神宮前駅の間で、人身事故が発生しました。事故現場では、名鉄岐阜発豊橋行きの快速特急列車と人が接触する事態が起きました。
高齢男性が意識不明で救助される
現場に駆けつけた消防当局の発表によりますと、接触した人物は高齢の男性とみられ、事故直後には意識がなく、緊急で救助されました。男性は現在、意識不明の状態で医療機関に搬送されており、詳細な容態や事故の経緯については、関係当局が調査を進めています。
乗客約100人にけがなし 複数路線で運転見合わせ
名鉄の関係者によれば、事故当時、列車には乗員と乗客を合わせて約100人が乗車していましたが、幸いにも乗客や乗務員にけがは報告されていません。しかし、事故の影響は鉄道網全体に広がっています。
午後9時現在、名古屋本線の鳴海駅から栄生駅までの区間では、列車の運転が全面的に見合わせられています。さらに、常滑線の神宮前駅から大江駅までの区間でも、運転が停止されており、復旧の見通しは立っていません。これにより、通勤や帰宅を予定していた多くの利用者に影響が出ています。
地域の交通網に混乱 安全対策が課題に
この人身事故は、名古屋市を中心とする愛知県の交通網に大きな混乱をもたらしました。名鉄は、運行情報の詳細を公式チャンネルで随時更新しており、利用者に対しては迂回ルートや代替交通手段の検討を呼びかけています。
近年、鉄道事故が社会問題となる中、今回の事故は高齢者の安全対策や線路内への侵入防止策の重要性を改めて浮き彫りにしました。関係機関は、事故原因の究明と再発防止に向けた取り組みを急ぐとともに、地域住民への適切な情報提供に努めています。
今後も、事故の影響による運転見合わせの継続や、復旧作業の進捗状況には注意が必要です。利用者は、最新の運行情報を確認の上、計画的な移動を心がけることが求められます。