和歌山県は4日、3日未明に県南部に上陸した台風6号による強風などの影響で、農作物や林道への被害額が同日時点で約6000万円に上ったと発表した。このうち農業被害は約3000万円で、ハウスの破損10件も含まれる。農作物の被害面積は161.6ヘクタールに及び、モモの被害額が約2500万円と最も大きく、海南市と紀の川市の130ヘクタールで果実が落下した。ウメでは約140万円、スイートコーンでは約120万円の被害が確認されている。
林道の被害状況
林業分野では、田辺市の林道6か所(総延長113メートル)でのり面の崩壊が確認され、被害額は3100万円に達した。県農林水産振興課が詳細をまとめた。
無料電話相談の実施
和歌山弁護士会は5日正午から午後3時まで、台風6号の被災者を対象に無料の電話相談会を開く。弁護士会によると、行政支援を受けるために必要な罹災証明書の発行には、家屋の撮影など被害状況の記録が重要であり、水害では時間経過とともに水が引いて痕跡が分かりにくくなるため、迅速な対応が求められるという。災害関連の民間トラブルについても相談を受け付けており、弁護士会は「台風被害に関することは何でも受け付ける。気軽に相談していただければ」と呼びかけている。相談専用回線は073-421-6055で、通話料は相談者が負担する。



