ハトやカラスに餌やり、動物愛護法違反容疑で書類送検 大阪市が初の刑事告発
ハトやカラスに餌やり、動物愛護法違反で書類送検

大阪市内の路上でハトやカラスに餌を与え続けていた人物について、大阪府警が動物愛護法違反の疑いで大阪地検に書類送検したことが、30日に関係者への取材で明らかになった。大阪市が同日、発表した。府警によると、容疑者は餌やりを認めているという。

初の刑事告発事案

カラスの鳴き声やハトのふんなどで周辺の生活環境が悪化した路上での餌やりに対し、大阪市が動物愛護法を適用して刑事告発したのは今回が初めて。市は2024年4月に餌やりの中止を命じる行政処分を出したが、その後も同一人物による行為が続いたため、同年12月に府警に告発していた。

住民からの苦情相次ぐ

市によると、問題の餌やりは大阪市住吉区のJR我孫子町駅周辺などで深夜に繰り返されていた。集まったカラスの鳴き声やハトのふんなどによる生活環境被害が生じ、周辺住民からは「うるさくて眠れない」「衛生面が心配」などと苦情が相次いでいた。市の職員が張り込みを行い、餌やりをする人物を特定したという。

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改正動物愛護法の適用

2020年6月に施行された改正動物愛護法では、動物への餌やりや給水によって騒音や悪臭など生活環境が損なわれた場合、都道府県知事らが必要な措置の命令をできるようになった。今回の事案はこの規定が適用された初のケースとなる。

大阪市は「今後も継続的に監視し、必要に応じて厳正に対処する」としている。

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