岡山県警の警視が懲戒免職 女性記者への不同意わいせつ罪で有罪判決
岡山県警察本部は2026年4月20日、不同意わいせつ罪で岡山地方裁判所から有罪判決を受けた警視の和田弘男被告(59歳)を懲戒免職処分としたことを発表しました。被告は現在、判決に対して控訴手続きを進めています。
県警の調査によると、和田被告はわいせつ行為について一貫して否認しているとのことです。しかし、裁判所の判決および関係資料に基づき、厳正な処分が下されました。
女性記者へのわいせつ行為と不適切な行動
判決内容を詳細に確認すると、和田被告は2024年5月、取材のために自宅を訪問した当時報道機関に所属していた女性記者に対して、わいせつな行為を行ったと認定されています。この事件は同年8月に起訴され、2026年4月9日に懲役2年の実刑判決が言い渡されました。弁護側はこの判決を不服として、直ちに控訴を申し立てています。
さらに、県警の内部調査によって、和田被告が2022年1月から2024年7月中旬にかけて、既婚者であるにもかかわらず、30代の知人女性の自宅に複数回にわたって宿泊していた事実が明らかになりました。この行動は警察官としての規範に反する不適切な行為と認定され、懲戒処分の一因となりました。
警察幹部の謝罪と今後の対応
この事態を受けて、樋口陽介警務部長は記者会見で、「警察の幹部職員として言語道断の行為であり、被害者の方をはじめ、広く県民の皆さまに深くおわび申し上げます」と述べ、厳しい口調で謝罪しました。また、県警では再発防止策の徹底と職員の倫理観向上に向けた研修の強化を図るとしています。
今回の事件は、警察組織内部の綱紀粛正が改めて問われる形となり、社会的な信頼回復が急務となっています。県警は今後、透明性のある対応を続け、市民の安全と信頼に応えることを約束しました。



