母娘刺殺事件、現場から容疑者の血液を検出
兵庫県たつの市の住宅で母娘が刺殺された事件で、殺人容疑で指名手配された後に遺体で見つかった元隣人の大山賢二容疑者(42)の血液が、事件現場の住宅内で検出されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。母娘を刃物で襲った際に負傷した可能性があり、県警は、事件への関与を示す物証とみている。
事件の概要
県警によると、大山容疑者は5月13日頃、実家の隣にある住宅内で、住人の田中澄恵さん(74)と次女の千尋さん(52)を刃物で複数回刺して殺害した疑いが持たれている。澄恵さんは玄関付近で、千尋さんは1階の廊下で倒れていた。いずれも首など上半身に複数の刺し傷があった。
現場検証で血痕を確認
捜査関係者によると、県警が住宅1階を現場検証した際、玄関と廊下に血痕が残っていたほか、居間や脱衣所、洗面台、浴室でも見つかった。鑑定の結果、大半は母娘のものだったが、一部の血液のDNA型は大山容疑者と一致した。
容疑者の負傷と可能性
大山容疑者の遺体には両手の指や手のひらに計5か所の切り傷などがあった。県警は、洗面台や浴室で母娘の返り血や自らの血を洗い流したとみて調べている。



