厚生労働省が27日に発表した調査結果によると、2026年1月時点で路上や公園などで生活していることが確認されたホームレスの人数は2481人となり、前年から110人減少して過去最少を更新したことが明らかになった。
都道府県別の状況
都道府県別で最も多かったのは大阪の803人で、次いで東京が507人、神奈川が391人と続いた。東京23区と政令指定都市を合わせた人数は2014人で、全体の約8割を占めている。
調査方法と減少理由
この調査は2003年から毎年実施されており、市区町村の職員が道路や公園、河川敷などを目視で確認する方法で行われている。調査時にその場にいなかった人はカウントされない。厚生労働省は減少の理由について「自治体による生活支援事業の効果が表れたため」と説明している。
ホームレスが確認されなかった県
今回の調査で1人も確認されなかったのは、岩手、山形、新潟、福井、奈良、鳥取、島根、山口、長崎、大分の10県だった。
ホームレス問題は依然として深刻な社会課題であり、特に大都市圏での対策が引き続き重要となっている。厚生労働省は今後も自治体と連携し、生活支援事業を推進していく方針だ。



