広島で青切符制度を悪用した詐欺事件発生、高校生が現金2000円をだまし取られる
広島県警は4月9日、県内の高校生が、16歳以上の自転車の交通違反に反則金納付を通告できる交通反則切符(青切符)制度を悪用した詐欺の被害に遭い、その場で現金をだまし取られた事件を発表しました。県警は悪質な違反があった場合でも、青切符と納付書が交付されるのが正規の手続きであり、その場で直接反則金を取られることはないとして、市民に注意を呼びかけています。
呉市内で発生した巧妙な手口の詐欺事件
県警の発表によりますと、被害に遭った高校生は4月4日、呉市内の歩道を自転車で走行中に、50代くらいの作業服姿の男から声をかけられました。男は「法改正で手信号が必要になった」と偽り、「違反だから2000円を支払う必要がある」などと説明し、現金2000円を手渡すよう要求しました。高校生はその場で現金を支払い、男はそのまま立ち去ったということです。
青切符制度の正しい運用方法と警察の注意喚起
青切符制度は4月1日に始まった新しい制度で、自転車の交通違反に対して適用されます。しかし、警察が強調するのは以下の点です:
- 違反があった場合、警察官が青切符と納付書を交付するのが正式な手続きです
- その場で直接現金を徴収することは一切ありません
- 反則金は後日、金融機関などで納付することになります
広島県警は今回の事件を受けて、市民に対して以下の点を特に注意するよう呼びかけています:
- 青切符制度を悪用した不審な要求には応じないこと
- その場での現金支払いを求める人物には注意すること
- 不審に思った場合はすぐに110番通報すること
今回の事件は、新しい制度が開始された直後に発生した悪質な詐欺事件として注目されています。警察は同様の被害が他でも発生していないか調査を進めるとともに、市民への周知徹底を図っています。



