鳥取県警は24日、警察署所属の60代男性警部補に対し、駐在所勤務中に実際には行っていない巡回を約2千件も虚偽報告するなど、複数の不適切行為があったとして、停職1カ月の懲戒処分を下した。
虚偽報告の実態
県警監察課の発表によると、この警部補は令和6年1月1日から令和7年12月23日までの間、実際には実施していない巡回を約2千件にわたり、あたかも行ったかのように虚偽の報告をしていた。確認できた実際の巡回はわずか数回のみだったという。
その他の不適切行為
虚偽報告以外にも、トイレに行く際に拳銃をソファに放置する行為や、勤務中に私用のスマートフォンで動画や電子書籍を閲覧するなどの不適切な行為が明らかになった。警部補は、拳銃の放置を約5年にわたって続けていたと説明しているという。
発覚の経緯
発覚のきっかけは、令和7年12月23日に監察課員が駐在所を訪問した際、在所中であるにもかかわらず「不在」と掲示していたことだった。これにより本人への聞き取りなどが行われ、一連の不適切行為が明らかになった。
警部補は「自分の怠慢が招いた行為で、言い訳のしようがない」と話しているという。渡辺章首席監察官は「深くおわび申し上げる」とコメントした。



