元衆院議員で弁護士の今野智博被告(50)が、自身の弁護士名義を無資格の事務員に貸与し、法律業務をさせたとして弁護士法違反罪に問われた公判が24日、東京地裁で開かれた。検察側は懲役1年6月を求刑し、弁護側は無罪を主張して結審した。判決は6月18日に言い渡される予定である。
検察側の論告
検察側は論告で、今野被告が業務にほとんど関与せず、事務員らが着手金や報酬を勝手に決定していたと指摘。また、被告は報酬を得る目的で事務員に名義を使わせ、詐欺事件の被害回復に関する法律事務をさせたとしている。起訴状によれば、犯行時期は2023年12月から2024年1月までの間とされる。
弁護側の主張
弁護側は、被告が事務員の行動を適切に監督しており、名義貸しには当たらないと主張。無罪を訴えた。
今野被告の経歴
今野被告は2012年の衆院選で埼玉11区から自民党公認で立候補し、比例復活で初当選。2期務めた後、2017年の衆院選で落選した。弁護士としての活動も行っていたが、今回の事件で刑事責任が問われている。
この事件は、弁護士資格の不正利用が問題視される中、司法の判断が注目される。



