北朝鮮が26日、軍事偵察衛星を搭載したロケットを南西方向へ打ち上げた。しかし、ロケットは空中で爆発し、打ち上げは失敗に終わった。北朝鮮の朝鮮中央通信は同日、「新型偵察衛星「万里鏡-1号」を搭載したロケットが発射されたが、空中で爆発した」と報じた。
韓国軍の分析と日本の対応
韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が午後10時44分ごろ、平安北道東倉里(ピョンアンブクド・トンチャンリ)付近から軍事偵察衛星とみられる飛翔体を南西方向に発射したと発表。飛翔体は高度200キロメートル付近で空中爆発し、破片が朝鮮半島西の海上に落下したとみられる。韓国軍は米国、日本と情報を共有し、詳細を分析中だ。
過去の失敗と今後の見通し
北朝鮮は昨年11月に初の軍事偵察衛星「万里鏡-1号」の打ち上げに成功したが、今年5月27日にも同衛星の打ち上げを試みて失敗。今回で2度目の失敗となる。北朝鮮は複数の偵察衛星を運用し、監視能力を強化する方針だが、技術的な課題が依然として残っている。日本政府は北朝鮮の弾道ミサイル技術の向上につながる可能性があるとして、警戒を続けている。
- 北朝鮮の衛星打ち上げは国連安全保障理事会決議違反に当たる。
- 日本政府は北朝鮮に対し、自粛を求める抗議の意思を伝えた。
- 米国は北朝鮮の行動を非難し、追加制裁の可能性を示唆している。



