イスラム教最大の聖地、サウジアラビア西部メッカへの大巡礼(ハッジ)が26日、最高潮を迎えた。多数の巡礼者が集結し、報道によると国外から150万人を超える巡礼者がサウジに到着している。
中東の緊張の中での巡礼
米イスラエルとイランの対立で中東は依然緊張状態が続いているが、巡礼は予定通り行われた。巡礼者たちはメッカ郊外のアラファト山やその周辺に集まり、祈りを捧げた。アラファト山は預言者ムハンマドが最後の説教をしたとされる聖地である。
ハッジの意義
ハッジは、礼拝や断食などと並ぶイスラム教徒の五つの義務「五行」の一つとされる。財力と体力のある人は生涯に一度行うことが求められる。今年は多くの巡礼者がこの義務を果たすために集まった。
過酷な気象条件
予報では、この日の最高気温は40度を超える見込み。過去には最高気温が50度を超え、多数の死亡者が出たこともある。巡礼者たちは暑さの中での巡礼に耐えている。
サウジアラビア当局は巡礼者の安全確保に努めており、医療体制を強化している。巡礼は数日間にわたり、今後も続く予定である。



