NY原油が一時8%超上昇、イラン情勢で最高値更新 ダウも4営業日連続で最高値
NY原油8%超上昇、イラン情勢で最高値 ダウも連続最高値

1日の米ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で、原油価格の指標となる米国産WTI原油先物価格が一時、前営業日終値比で8%を超える急騰を記録し、1バレル=94ドル台を付けた。この大幅な上昇は、米国とイランの戦闘終結に向けた協議の停止が報じられたことを主因としている。

イランとの協議停止が原油価格を押し上げ

イランのタスニム通信は1日、レバノンでのイスラエル軍事作戦激化を受け、イラン交渉団が米国側との話し合いや文書のやり取りを中止すると報じた。米国とイランの協議進展への期待から、WTI先物価格は5月末時点で1バレル=90ドルを下回っていたが、先行き不透明感が広がり、原油価格の上昇を招いた。

トランプ大統領の投稿で上げ幅縮小

1日午後には、トランプ米大統領がSNSに「イランとの協議は急ピッチで続いている」と投稿したことを受け、原油価格の上げ幅は縮小。終値は前営業日比5%超高い1バレル=92.16ドルで取引を終えた。

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ダウ平均は4営業日連続で最高値更新

米国株式市場では、主要企業で構成するダウ工業株30種平均の終値が前営業日比46.42ドル(0.09%)高の5万1078.88ドルとなり、4営業日連続で最高値を更新した。原油価格の上昇などで一時は前営業日終値を下回る場面もあったが、トランプ氏の投稿などを材料に買い戻しが入り、小幅ながら上昇して引けた。

為替市場では円安ドル高が進行

1日の外国為替市場では、対ドル円相場が一時1ドル=159円70銭台を付け、日本政府と日銀が為替介入を実施した4月末以来の円安ドル高水準となった。原油価格の高騰や米長期金利の上昇を背景に、円を売ってドルを買う動きが広がった。

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