米カリフォルニアの長大貨物列車、地平線まで続く迫力の鉄道写真
米カリフォルニアの長大貨物列車、地平線まで続く迫力

米カリフォルニアの貨物列車、その圧倒的な長さ

広大な砂漠地帯の丘の上に立つと、地平線まで続きそうなほど長大な貨物列車がやってきました。ここは米カリフォルニア州。今回の鉄フォトは、大リーグ取材で訪れた米国から特別編をお届けします。

撮影データ:米カリフォルニア州・ラッドロー付近、2026年3月30日午前10時4分、レンズ100-500ミリズーム、ISO感度200、シャッター速度1/1000秒、絞りF7.1。

米国の鉄道網の特徴

自動車社会の印象が強い米国ですが、世界最長となる20万キロ超の鉄道網が敷かれ、総延長は日本の約10倍にもなります。旅客主体の日本とは異なり、貨物輸送が中心であることも特徴です。

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モハーベ砂漠を走るBNSF鉄道

太平洋に面したロサンゼルスから東へ車で約3時間。モハーベ砂漠を貫くBNSF鉄道の沿線に立つと、何両も連なるディーゼル機関車を先頭に、200両を超える貨物列車が次々と現れます。自動車輸送車やタンク車、木材運搬車など貨車の種類も様々ですが、特に「ダブルスタック」と呼ばれる2段積みのコンテナ貨車が目を引きます。

観光スポット「テハチャピループ」

ロサンゼルスの北約200キロの山あいにあるユニオン・パシフィック鉄道の「テハチャピループ」は観光スポットとしても有名です。ロスとサンフランシスコを結ぶ路線の途中にあり、1876年に開通したこの区間は、急勾配の峠を越えるため線路がループ状に敷設されました。直径は約370メートル。同様のループ線は日本でもJR北陸線や肥薩線などで見られますが、とぐろを巻く大蛇のように貨物列車が円を描く様子は、米国ならではのスケール感です。展望台も設置されており、訪れた観光客も歓声を上げていました。

峠越えの迫力

峠越えに臨む貨物列車は、力強いエンジン音を響かせながら、約10分かけてゆっくりと通過します。ダイナミックな光景に、大国の力強さを感じました。(東京写真部 木佐貫冬星)

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