【ジュネーブ共同】世界食糧計画(WFP)は5日、中東情勢の混乱に伴う燃料や食料価格の上昇により、ソマリアやアフガニスタンといった経済基盤が弱い国々で、新たに数百万人が食料不安に直面しつつあると発表した。混乱の影響は中東から離れた国々にも及んでいるとした。
WFPの警告と現状
WFPは3月、6月まで紛争が続き原油価格も高止まりすれば、今年新たに最大4500万人が深刻な飢餓に直面する可能性があると警告していた。混乱が長期化する中、この予測は「現実のものになりつつある」との見方を示した。
影響を受ける国々
具体的には、ソマリアでは250万人、アフガニスタンでは230万人、スリランカでは130万人が新たに食料の確保に苦しむ恐れがあるとされる。これらの国々は元々経済基盤が脆弱で、外部ショックに弱い。
WFPは、国際社会に対して迅速な対応を呼びかけており、食料支援のための資金増額を求めている。中東の混乱が長期化すれば、さらに多くの人々が飢餓のリスクにさらされる可能性がある。



