イスラエルの防衛輸出額が過去最高を5年連続で更新
イスラエル国防省は2日、2025年の防衛装備品輸出額が192億ドル(約3兆円)に達し、過去最高を5年連続で更新したと発表した。前年から約30%増加し、過去10年間で約4倍に拡大した。輸出の中心はミサイルや防空システムで、国際的な需要の高まりが背景にある。
地域別の輸出割合
地域別では欧州が全体の36%を占めトップ。次いでアジア太平洋地域が32%、中東・北アフリカ地域が15%と続いた。イスラエルはガザやレバノンでの軍事作戦に対する国際批判に直面しているが、防衛装備品の需要は高水準を維持している。
主要な輸出品目
輸出品目では、ミサイルやロケット、防空システムが全体の約30%を占めた。これらのシステムは近年の紛争で実戦投入され、その性能が評価されたことが需要増につながったとみられる。
イスラエル国防省は、今後も防衛技術の革新を進め、国際市場での競争力を強化する方針を示している。同国の防衛産業は、サイバーセキュリティや無人機分野でも成長を続けており、輸出多様化が進んでいる。



