アフリカ東部の地域大国エチオピアで1日、下院(547議席)を選ぶ総選挙が実施された。欧米メディアの報道によると、アビー首相が率いる与党「繁栄党」が優勢で、勝利が確実視されている。選挙管理委員会は、反政府勢力ティグレ人民解放戦線(TPLF)が実権を握る北部ティグレ州では投票が行われないと表明した。
選挙の争点と今後の日程
今回の選挙では、和平の進展や経済開発が主な争点となっている。国営エチオピア通信によれば、結果は11日までに発表される見通しだ。
アビー首相の功績と課題
2018年に首相に就任したアビー氏は、隣国エリトリアとの国境紛争を終結させ、2019年にノーベル平和賞を受賞した。しかし、その後両国関係は再び悪化。また、野党やメディアを抑圧する姿勢に対して、人権団体から批判も出ている。
今回の選挙は、アビー政権の今後の方向性を左右する重要な節目と見られている。ティグレ州での投票見送りは、同地域の和平プロセスに影響を与える可能性もある。



