エネルギー輸送の要衝として知られるホルムズ海峡に近いイラン南部ケシム島の周辺で29日、無人機が防空システムによって撃墜された。複数のイランメディアが報じたところによると、撃墜された無人機の所属や詳細は明らかになっていない。
イランメディアが一斉に報道
イランの国営通信や複数のニュースサイトは29日、ケシム島周辺で防空システムが作動し、無人機を迎撃したと伝えた。現場付近では爆発音が聞こえたという情報もあるが、被害や死傷者に関する報告は現時点でない。
ブシェール州でも米軍機撃墜報道
同じ29日、イランメディアは南部ブシェール州でも「米軍機」が防空ミサイルで撃墜されたと報道。さらにホルムズ海峡では船舶への警告に関連した交戦が発生し、爆発音が確認されたとも伝えている。これらの情報はイラン側の発表に基づくもので、米国や他国の公式見解は得られていない。
緊張高まるホルムズ海峡情勢
ホルムズ海峡は世界の原油輸送の約3分の1が通過する戦略的要衝。近年はイランと米国の対立が激化し、同海域での偶発的な衝突が懸念されている。今回の無人機撃墜事件は、地域の緊張をさらに高める可能性がある。



