アジア太平洋地域や欧米の国防相、軍高官らが参加するアジア安全保障会議(シャングリラ会合)が29日、シンガポールで開幕した。中東情勢の緊張により安全保障環境が揺らぐ中、アジア地域への影響などが議論された。
ベトナム主席の基調講演
ベトナムの最高指導者であるトー・ラム国家主席は基調講演で、世界秩序の安定には「ルールや対話、自制が必要だ」と強調。世界がリスクに直面していると指摘し、「私たちは危機を乗り越える能力を強化しなければならない」と訴えた。
出席者と今後の見通し
会議は31日まで開催される。出席者には日本の小泉進次郎防衛相、米国のヘグセス国防長官、韓国の安圭伯国防相らが名を連ねている。一方、中国の董軍国防相は昨年に続き欠席し、会期中に米中や日中の国防相会談は行われない見通しだ。



