オーストラリア・タウンズビル郊外で29日、日米豪3カ国による定例訓練「サザン・ジャッカルー」が開始された。今回の訓練には陸上自衛隊員約400人に加え、支援要員として韓国とパプアニューギニアの軍関係者も含め、総勢3000人以上が参加。同訓練としては過去最大規模となり、インド太平洋地域の安全保障強化に向けた連携強化が図られる。
訓練の目的と背景
サザン・ジャッカルーは2013年に始まり、今年は7月3日まで実施される。特定の国を名指ししてはいないが、海洋進出を積極的に進める中国を念頭に置いたものとみられる。日米豪3カ国は、作戦遂行能力の向上と相互運用性の強化を目指している。
開会式での発言
報道陣に公開された開会式で、オーストラリア陸軍のアッシュ・コリングバーン少将は「信頼関係の構築が極めて重要だ」と強調。参加各国の部隊間の結束を高める意義を述べた。
今回の訓練では、陸上自衛隊と米豪両軍が連携し、さまざまな戦術訓練を実施する予定。これにより、インド太平洋地域における抑止力の向上が期待されている。



