福岡城跡天守台、外側も発掘へ 市が29日から調査開始
福岡城跡天守台、外側も発掘へ 市が調査開始

福岡市は、国史跡である福岡城跡の天守台について、29日から本年度の発掘調査を開始する。昨年に引き続き天守台内側の調査範囲を拡大するほか、新たに天守台外側の発掘にも着手し、その実態解明を目指す。

調査範囲を拡大

今年は、内側の調査面積を昨年の約34平方メートルから約100平方メートルに拡大する。さらに、外側の計約60平方メートルも新たに発掘する。外側部分では、かつて天守台に建物が存在した場合、その解体時に残された遺物が埋蔵されている可能性があるという。

昨年の成果

天守台の調査は昨年初めて実施され、6月から半年間にわたって地質や石垣、天守台内側が調べられた。発掘では、地上に残る礎石の下から、江戸時代の工法で小型の石を敷き詰めて沈下を防ぐ「根石」が発見された。また、江戸時代の瓦の破片141点と和釘3点も出土した。

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昨年の調査では、天守閣の有無を直接示す証拠は見つからなかったものの、市史跡整備活用課は「これまで未調査だった天守台の実態を探る大きな一歩となった。かつての姿を明らかにすることで、市民に関心を持ってもらいたい」とコメントしている。

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