山口・秋吉台、ユネスコ世界ジオパークに認定 国内11地域目
秋吉台、ユネスコ世界ジオパークに 国内11地域目

国連教育科学文化機関(ユネスコ)は23日、パリで開催された執行委員会において、日本最大級のカルスト台地として知られる「Mine(みね)秋吉台」(山口県美祢市)を世界ジオパークに認定することを決定した。これにより、国内の世界ジオパークは、2023年に認定された「白山手取川」(石川県白山市)に続き、11地域目となる。同地域は、教育活動や観光振興、地域活性化への活用が大いに期待されている。

秋吉台の特徴と価値

秋吉台は、サンゴなどの海洋生物の死骸が長い年月をかけて堆積し、固まってできた石灰岩が、雨水や地下水による浸食作用を受けて形成された広大なカルスト台地である。地下には、日本最大級の鍾乳洞である「秋芳洞」が広がっており、地上のカルスト景観と地下の鍾乳洞は、いずれも国の特別天然記念物に指定されている。これらの貴重な地質遺産は、地球の歴史や自然の営みを学ぶ上で極めて重要な価値を持つ。

世界ジオパークの意義

世界ジオパークは、ユネスコが認定する、地質学的に貴重な地形や地質を有する自然公園である。単なる保護区域ではなく、教育や持続可能な観光、地域振興を促進することを目的としている。秋吉台の認定により、国内外からの注目が集まり、地域経済の活性化や環境保全への意識向上が期待される。地元関係者は、この認定を契機に、さらなる魅力発信や観光客の受け入れ体制の整備を進める方針だ。

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国内の他の世界ジオパーク

国内ではこれまで、洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟県)、島原半島(長崎県)など、10地域が世界ジオパークに認定されている。秋吉台の追加により、日本の多様な地質遺産が国際的に評価されることとなった。今後も、各地域での教育プログラムやジオツーリズムの展開が期待される。

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