【エルサレム共同】パレスチナ通信は5日、イスラエル軍兵士が占領地ヨルダン川西岸の南部ヘブロンで車両に発砲し、生後7カ月の乳児が死亡、両親が負傷したと伝えた。イスラエル軍は初期調査の結果、ヘブロンで実施していた作戦と関係のない民間人だったとし「深い遺憾の意」を表明した。詳しい調査を進めるとしている。
イスラエル軍の主張とパレスチナ側の反応
イスラエル軍は「兵士に向かって加速する車両を覚知し、兵士が発砲した」と主張した。パレスチナ通信によると、一家はヘブロンに暮らす親族を訪問する途中だった。この事件は、イスラエル軍による民間人への発砲事件として国際的な非難を呼んでいる。
過去の類似事件
イスラエル軍は3月にも、ヨルダン川西岸で米CNNテレビの取材班を暴行する映像が公開され、批判を浴びた。今回の事件も、イスラエル軍の行動に対する疑問をさらに強めるものとなっている。
国際社会は、イスラエル軍に対し、民間人保護の徹底と、透明性のある調査の実施を求めている。パレスチナ側は、この事件を占領政策の結果として非難し、国際的な介入を訴えている。



