日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は2日、競泳男子の光永翔音選手(中央大学)をドーピング違反により4カ月間の資格停止処分にしたと発表した。処分期間は2025年11月5日から2026年3月4日までで、既に終了している。光永選手はその後に開催された日本選手権に出場し、アジア大会の代表選手に選ばれている。
背景と処分内容
日本水泳連盟は3月、ドーピング違反などで資格停止処分を受けている選手でも、競技前日までに停止期間が終了していればエントリーを仮申請できる内規を決定。光永選手はこの規定の適用を受け、3月19日から22日まで行われた日本選手権に出場した。
JADAの3月10日付の決定によると、光永選手は昨年9月、せきの症状を抑えるために薬を使用。日本学生選手権の検査で、禁止物質であるツロブテロールが検出された。JADAは、光永選手が医師に対し禁止物質を含む薬を避けたいと伝えていたにもかかわらず、当該の薬が処方された点を考慮。過失の程度が「重大とまでいえない」として、資格停止期間を短縮した。なお、日本学生選手権での成績は失効される。
大学の対応
中央大学は「アンチ・ドーピングに関する管理体制の一層の強化および徹底に努める」とのコメントを発表した。



