ウガンダ、コンゴ国境閉鎖でエボラ熱拡大防止 物資輸送は例外措置
ウガンダ、コンゴ国境閉鎖でエボラ熱拡大防止

東アフリカのウガンダ政府は27日、エボラ出血熱の感染拡大が深刻化している隣国コンゴ(旧ザイール)との国境を全面的に閉鎖した。ただし、医療従事者の移動や食料などの支援物資の輸送は例外として認められる。ウガンダ国内ではこれまでに7人の感染者が確認されており、国境を越えた人の移動を制限することで、さらなる感染拡大を食い止める狙いがある。

国境閉鎖の概要と背景

ロイター通信の報道によると、今回の国境閉鎖期間は4週間と設定された。ウガンダ政府は閉鎖に先立ち、21日から国境を越えるバスなどの運行を停止し、人の往来を段階的に制限していた。保健省高官は27日の記者会見で、閉鎖の理由について「感染者と接触した人の数が増加している」と説明し、状況の緊急性を強調した。

WHO事務局長が訴え

一方、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は27日に声明を発表し、コンゴ東部で続く政府軍と反政府勢力との紛争を念頭に、「爆弾が降り注ぐ中では地域社会の信頼を築くことも、病人を隔離することもできない」と訴えた。紛争地域での防疫活動の難しさを改めて指摘した形だ。

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コンゴの感染状況

WHOによると、コンゴでは東部イトゥリ州を中心に、エボラ出血熱に感染した疑いがある人が1077人に上り、うち238人が死亡している。感染拡大は依然として収束の兆しを見せず、周辺国への波及が懸念されている。

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