フィリピン貧困地区の子どもたちへ、大牟田市から2000個超の善意のランドセル
フィリピン貧困地区へ善意のランドセル2000個超

福岡県大牟田市の市民ボランティア団体「フォーリナーサポートクラブ」(21人)が、フィリピンの貧困地区で暮らす子どもたちに中古ランドセルを送る活動を今年も続けている。同団体は市内外から寄せられたランドセルや文房具の荷造りを実施。会員らは「日本とフィリピンの橋渡しをし、寄付してくれた人たちの思いを伝え続けたい」と意気込んでいる。

活動の始まりと実績

2013年の台風で7000人を超える犠牲者が出たフィリピンで、公的支援が届かない貧困地区の子どもたちを励まそうと、翌年からランドセルを送る活動を開始。これまでに2000個を超えるランドセルを届けてきた。

今年の荷造り作業

市内の事務所倉庫には、市教育委員会を通じて各小学校で集められたものを中心に、黒やピンク、茶色などのランドセル約50個が保管されている。5月中旬には女性会員ら約10人が、大きな段ボール箱に8個ずつランドセルを入れ、隙間に衣類や文房具を詰めていった。

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代表の松井小百合さん(70)は、「持ってきたランドセルに『頑張ってこいよ』と静かに声をかけていた男性の姿が忘れられない。フィリピンでも長く大切に使ってほしい」と語った。

現地との連携

同県久留米市に住むフィリピン出身の松尾リザさん(57)は、母国の親類や知人を通じて、ランドセルや衣類を必要としている集落や学校を探し、必ず手渡しで届けている。ランドセルを受け取った子どもたちは大人になっても大切に使い続けているという。

輸送費の課題

輸送費は募金や寄付で賄っているが、松井さんは「輸送費の高騰が心配。こちらへの支援もお願いしたい」と話している。寄付は随時受け付けている。

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