トヨタ自動車は23日、損害保険大手から同社への出向者が、トヨタ社内の情報を無断で持ち出していた問題について、2016年から2025年ごろにかけて、一部の従業員らの個人情報や組織表、議事録などが出向元に持ち出されたと明らかにした。取引先の関係者の情報も含まれている。持ち出された件数については明らかにしていない。
対象となった情報の詳細
持ち出しが判明したのは、東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険からの出向者によるもの。トヨタによると、対象となった情報は、一部の従業員や出向者、派遣社員、取引先関係者に関連する、氏名や役職、業務で使用する電話番号やメールアドレスなど。さらに、従業員の家族の弔事情報も含まれている。
トヨタの謝罪と今後の対応
トヨタはホームページ上で「関係者の皆さまに多大なご心配とご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」と謝罪した。現時点では不正利用などの被害は確認されていないという。被害状況の調査を続けており、追加で周知が必要な内容が判明した場合は速やかに公表するとしている。
再発防止策として、情報管理体制の強化や、受け入れた出向者への教育の徹底を図る方針を示している。



