日産、英工場で中国・奇瑞汽車の受託生産を検討 稼働率向上へ
日産、英工場で中国車受託生産へ 奇瑞汽車と覚書

日産自動車は3日、英国中部サンダーランド工場において、中国自動車大手の奇瑞汽車(チェリー)の乗用車を受託生産することを検討していると発表した。2027年度の生産開始を目標としており、生産台数を増やして低迷する稼働率の向上を目指す。

覚書を締結、生産ラインを再編

日産は奇瑞汽車の現地法人と覚書を結んだ。サンダーランド工場には現在2本の生産ラインがあり、電気自動車(EV)の新型「リーフ」を含む3車種を生産している。日産は自社車の生産を1本のラインに集約し、空いた別のラインで奇瑞汽車の車種を生産する方針だ。

雇用と設備は維持

日産は工場の設備を所有したまま、従業員の雇用も維持する。海外メディアによると、サンダーランド工場の稼働率は約50%に低迷しており、今回の受託生産によって生産効率を改善したい考えだ。

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背景と今後の展開

日産は世界的な販売低迷に直面しており、工場の稼働率向上は喫緊の課題。一方、奇瑞汽車は欧州市場への販路拡大を狙っており、日産の生産能力を活用することで迅速な市場参入を図る。両社の提携は、自動車業界の再編が進む中での新たな協業モデルとして注目される。

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