中日ドラゴンズ、4連敗で負け越し15に 延長11回の失策が痛恨
中日、4連敗で負け越し15 延長11回失策が痛恨

中日ドラゴンズ、延長戦の末に痛恨の4連敗

中日ドラゴンズは3日、本拠地バンテリンドームで行われたソフトバンクとの交流戦で、延長11回の末に5対8で敗れ、4連敗を喫した。この敗戦により、負け越しは今季最多に並ぶ15に膨れ上がった。

延長11回、勝野が決勝打を浴びる

試合は延長11回、1死満塁のピンチで7番手の勝野が広瀬隆に中堅フェンス直撃の2点二塁打を打たれ、勝ち越しを許した。打線は4点リードを逆転された直後の6回に福永の適時打で同点に追いついたが、その後は得点を奪えなかった。ソフトバンクは6連勝で、上茶谷がプロ初セーブを記録した。

守備のほころびが勝敗を分ける

井上一樹監督は「強豪相手に五分の試合をやっている以上、どうしても勝ちたかった」と唇をかんだ。粘りのある戦いを見せたものの、最後は守備のミスが勝敗を分けた。特に痛かったのは延長11回の守備だ。先頭の近藤に四球を与えた後、栗原の打球を遊撃手の村松がグラブに収めながらも、つかみ損ねてファンブル。無死一、二塁とピンチを広げ、その後の失点につながった。

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村松は「目を切るのが早かった」と反省。これまでも併殺を取りきれずに失点するケースが多く、その反省から強く併殺を狙いすぎたことがミスを招いた。さらに、相手が交流戦首位のソフトバンクであり、全力疾走や次の塁を狙う意識の高さに圧迫感を感じていたことも一因だった。村松は打撃では先制の適時打を放つなど勝負強さを見せたが、守備では両リーグワーストの9失策目を記録し、課題が浮き彫りとなった。

新人篠崎がプロ初登板

ドラフト3位新人の篠崎(独立リーグ徳島)がプロ初登板を果たした。延長11回に1死一、三塁のピンチで登板し、最初の打者に四球を与えたものの、続く川村を三邪飛、最後は谷川原をフルカウントから153キロの直球で空振り三振に仕留めた。最速158キロの右腕は2軍で10試合連続無失点をマークし、2日に1軍初昇格。この日は最速154キロを記録し、「今の実力を出した結果」と冷静に振り返った。

井上監督のコメント

井上監督は試合を振り返り、「リードして追いつかれて、何とか同点に追いついた。耐えて耐えてというところで守備のミスもだけど、先頭打者に四球を出すあたりが、やっぱりうちの弱さなのかな。最後も粘りを見せたところもあったけど。選手の奮起に期待は持ちつつも、そこでミスをしたというのが敗因につながったということだと思う」と述べた。また、新人篠崎については「ブルペンにいる選手も人数に限りがある。チャンスがあればと篠崎を入れておいたけど。入れてすぐ登板になるとは思わなかった。(球が)暴れてはいたけど、これから経験を積んで成長していってほしい」と期待を寄せた。

チームは4連勝の後、苦しい4連敗。村松は「ゲームでしか取り返せない」と挽回を誓い、強敵ソフトバンクに何とか一矢報いたいところだ。

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