日東紡績、飼い猫の健康管理アプリ「ネコプロ」を開始
福島市に本店と工場を置く日東紡績は、飼い猫の健康状態を確認できる新しいサービス「nekoPro(ネコプロ)」の提供を開始しました。このサービスは、尿検査を通じて腎臓や膀胱の状態を評価し、病気の早期発見につなげることを目的としています。
サービス概要と背景
1923年に繊維メーカーとして福島県で創業した日東紡績は、新規事業として人や動物の健康課題に着目し、アプリ開発を進めてきました。2024年からは日本獣医生命科学大学の准教授と共同で、猫の腎臓病や膀胱炎に関する研究を行っていました。
猫の慢性腎臓病は3匹に1匹が罹患しているとされていますが、約4割の飼い主が定期的に動物病院に連れて行くことが難しく、早期発見が困難な状況にあります。
具体的な利用方法
飼い主はスマートフォンの専用アプリで問診票に回答し、自宅で採取した尿を検査キットに滴下します。60秒後に検査キットをカメラで撮影すると、腎臓や膀胱の健康状態が評価され、通院の必要性などのアドバイスが表示されます。検査データはかかりつけの獣医師と共有でき、早期治療が期待できます。
サービスは動物病院向けに販売され、飼い主は動物病院で検査キットを購入します。日東紡績の担当者は「自宅で手軽に愛猫の健康を管理し、小さな体調変化にも気づけるよう開発しました。今後のサービス拡大にも期待してほしい」と述べています。



