石油元売り大手ENEOS系の原油タンカー「ENEOS ENDEAVOR(エネオス・エンデバー)」が3日、同社の喜入基地(鹿児島県)に到着した。封鎖状態が続くホルムズ海峡を日本向けタンカーとして通過。日本への到着は出光興産の「出光丸」に続き2隻目となる。
タンカーの積載量と航路
エネオス・エンデバーは、VLCCと呼ばれる超大型原油タンカーで、日本の国内消費量の0.7日分に相当するクウェート産とアラブ首長国連邦(UAE)産の原油計215万バレルを積んでいる。ENEOSによると、5月14日にホルムズ海峡を通過し、日本に向かって航行していた。船舶には日本人4人が乗船していたが、健康状態に問題はないという。
今後の予定
今後、エネオス・エンデバーは、同社の根岸製油所(横浜市)に向けて出航するといい、6日には到着する見込みだ。ただ、ペルシャ湾内には今も38隻の日本関係船舶が残っており、政府はすべての船舶の海峡通過の実現をめざしている。
関連する動きとして、出光丸が先に到着した際には「これで光が」と関係者が語るなど、ホルムズ海峡通過の重要性が改めて認識されている。また、原油高騰を受け、代替調達のコストとリスクも注目されている。



